読書の秋、騙される秋

皆さん、初めまして!

10/1より当事務所の仲間入りを致しました。

ピカピカの新人、助田が今回のブログを担当します(*^^*)

 

気が付けばもうすぐ11月。

11月は和名で霜月ともいいますが、

ここ数日は朝晩の冷え込みも激しく

今にも霜がつくのではないかと思うほどの寒さを感じます。

 

そんな私も、ここに入所してからもうすぐ1カ月。

1日1日の時の流れの早さにびっくり…!

 

前職では営業職として日々街中を走り回っていたので、日中を社内で過ごし、パソコンに向かって書類を作成したり…

という作業がとても新鮮で、先輩方に支えられながら日々充実した生活を送っています。

毎日色々なことを吸収することができ、とっても楽しい(^O^)

 

ですが、

まさかこんなにすぐブログを書くことになるとは

思ってもいなかったため、若干の緊張。

 

「何について書こうかな~。食べる事が好きだし、おすすめのお店の紹介?

自己紹介を兼ねて、好きな音楽とか趣味の話にする?」

と、しばらく考えてみたのですが、

「そういえば、朝礼で読書週間の話題が出たなっ。」

と、朝の出来事を思い出し、

読書の秋、と言われるこの時期ぴったりのテーマで、

かつ普段小説を読まない方でも楽しめる、私のおすすめミステリー小説を1つ紹介したいと思います!

 

 

私、本の中でも特にミステリー小説が大好きで、

1回読み始めると、「あ、4時間経ってた…」

なんて平気であるくらい没頭してしまうのですが、

物語の終盤に起こる”どんでん返し”を味わいたくて、一気に読み進めてしまいます。

そんなとんでもないどんでん返しが待っている、私のおすすめがこちら。

 

 

 

【十角館の殺人】

 

綾辻行人さんの館シリーズ第1作目にして、

最も人気のある作品。

1987年に刊行され、もはや有名すぎて知っている人も多くいるかと思います。

 

 

-あらすじ-

《十角形の奇妙な館の建つ孤島に集まった、大学のミステリー研のメンバー7人。

この島で過去に起きた凄惨な事件、7人に降りかかる連続殺人の恐怖。

1人、また1人と減っていく…最後に残るのは誰?》

 

 

アガサクリスティーの「そして誰もいなくなった」を彷彿とさせる、この物語。

ミステリー小説の中でも、

孤島モノとして初心者の方でも読みやすく、ワクワクします。

島と本土で視点が切り替わりながら物語が展開するのですが、

なんといってもこの本の面白いところは、

「あの一行」

 

そうなんです。

たった一行で、全ての推理が覆ります。

私はこの一行を読んだ時、

「え、どういうこと?」

と思わず声が出てしまいました。あまりにも衝撃的すぎて(笑)

読み返してみると、「あーこんなところにも…ここもそうか….」

と秀逸な伏線が散りばめられていたことをようやく発見。

笑っちゃうくらい見事に騙されていましたね。

 

ちなみに、

ここで登場するミステリー研のメンバー7人は全員日本人ですが、

海外のミステリー作家の名前の一部とって、

「エラリイ(エラリークイーン)」

「アガサ(アガサクリスティ)」

「ポー(エドガー・アラン・ポー)」

と、あだ名で呼び合っています。これもなんだか変わっていて面白い(^◇^)

私は、この本でエラリークイーンという海外作家を知り、またまた見事にハマってしまいました。

【Yの悲劇】もオススメなので、良ければ皆さんぜひ。

 

とにかく!!

できるならもう一度記憶を消して【十角館の殺人】を読みたい。

鮮やかな伏線回収と、見事などんでん返しで、

読み終わった後は満足感とスッキリ感でとっても充実。

騙された!なんて気付かないうちに、

あっさり騙されますからね。人間チョロい(笑)

 

最近YouTubeにもNetflixにも飽きたな〜〜と思った方。

絶対に面白い事を保証するので、

ぜひ、しっかり騙されてみてください。

読むときはぜひ、

新装改訂版で。(ニヤリ)

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