みなさんこんにちは!
前回、意外な!?趣味をようやくオープンにしたシナジー経営の水野です。
ブログタイトルは私の娘が大好きな
「鬼滅の刃」の胡蝶しのぶをアレンジしたものです。
未だに「しのぶ」と「カナヲ」と「カナエ」の違いが
分からないので娘からバカにされます(;・∀・)
タイトルの意味は後程説明するとして。。。
さて、今回も前回同様マニアックネタ全開で行きたいと思います。
前回の内容はこちらから読んでいただけると嬉しいです★
https://kkr-group.com/archives/staff/6219
今回は前回に引き続き、さらにディープな内容を紹介します。
※あくまでも水野の意外な一面をお見せするための
ブログとご理解くださいm(__)m
まずはこちらをご覧ください。
これは菌糸瓶(きんしびん)と言います。
菌糸瓶とは、
菌糸ビンとは、粉砕した広葉樹にキノコ菌を植えて
木の成分のひとつである「リグニン」を分解させ、幼虫が食べやすい
「えさ」にしたもの」
分かりにくいですね。
簡単に言います。
この中にクワガタの幼虫を入れて育てます。
つまり菌糸ビンは「クワガタ幼虫のエサ」です。
元々、クワガタは木の中に卵を産み、木片を食べながら
幼虫が大きくなり、木の中で蛹室を作り、成虫になります。
※蛹室とは蛹になる時に幼虫が作る部屋のようなものです。
菌糸ビンは幼虫が好きな「おがくず」に
菌糸きのこの菌を培養させた栄養価満点の部屋みたいなもの。
皆さんもよく知っている
「オオクワガタ」や「ヒラタクワガタ」なんかは
菌糸ビンで育てると大きくなりやすいと言われています。
え?カブトムシは?
ありがとうございます。
カブトムシのご飯は「マット(土)」です。
子供に大人気カブトムシは甲虫(固い羽根を持った虫、
カブトムシ、クワガタ、コガネムシなど)の中でも
大食漢。
私の感覚ではクワガタのエサ消費量が
幼虫1匹が500g~1kg
カブトムシの場合、2㎏~3㎏近く食べます。
前回のブログでも載せましたが、
私の家でのカブトの幼虫が現在46匹
カゴで飼育すると無駄に場所取ると思い、
今年から「衣装ケース飼育」に変換
衣装ケースにマット20ℓをぶちまけて、そこに46匹IN!!
これで安心かと思いきや結構、狭そう。。。
このまま蛹室作れるのか?という感じです。
余談が長くなりました。
最後に、私が今家で飼っている虫たちを紹介します。
(なに言ってるんだろ俺・・・笑)
まずは、国産から
カブトムシ
コクワガタ
ノコギリクワガタ
ミヤマクワガタ
※オオクワはまだやってない
こんなところです。この辺はたぶん皆さん聞いたこと
あると思います。
次に外国産の紹介
ヘラクレスオオカブト
中南米ペルーなどに生息
現在の温度管理 23℃
誰もが知っている世界一大きいカブトムシです。
現在幼虫10匹います。
まあ、びっくりします。
何もかもが規格外。
国産カブトで幼虫時代に20g超えれば、かなり大きい方ですが、
うちのヘラクレスで現在70g弱。
大きいもので100g超えるそう。
70gと聞いても想像つきませんよね?
さすがに画像は載せれないので(悲鳴が出るとダメなんで)
手の平を広げて、
手首の付け根から中指の第2関節ぐらいまである、
と言ったら分かりますか?(リアルでしょ?笑)
これをうちの娘たちは平気で持ちます。
もう慣れたんですね。
子供は順応が早い(笑)
フンも規格外です。
国産カブトのフンが仮に「フリスク」ぐらいだとしたら
ヘラクレスのフンは「キシリッシュ」クラス。
土の減りも半端ない。
ヘラクレスは成虫になるまでに10ℓの土を食べると
言われています。頑張って食べて大きくなってくれ、
と食費に泣きながら願うばかりです。
ちなみにヘラクレスのギネス記録は181mm
150mmを超えた時点で買おうと思ったら
余裕で1万円超えます。
過去の最大種は100万円の値がついて落札されたそう(@_@。
次に紹介したいのはこちら
タランドゥスオオツヤクワガタ
アフリカ(主にコンゴ共和国)に生息するクワガタ
現在の温度管理 23℃
とにかくつやっつや!
女子高生が履いてるテカテカの靴みたいな光沢です
(例えがおっさんですいません)
このクワガタ、ブリーダーなら絶対一度は飼育すると
言われているほどマニア向け。
どの辺がマニア向けか?
理由① 興奮すると携帯のバイブのように震える
タランドゥスの面白いところは、
敵を威嚇するときに体を震わせるところ
甲虫の中でもこんな変な威嚇するのはこいつだけ。
理由② エナメル感満載の光沢
タランドゥスはオスもメスもつやつやです。
おそらく昆虫界の中でもこんだけつやつやなのは
こいつらだけなのでは?
見ているだけで楽しいタランドゥス
理由③ 程よく飼育が難しい
やはりマニア向けは飼育が簡単ではないことも要因の一つ。
温度管理、繁殖方法、幼虫時代の育て方(カワラ菌という特殊な菌糸ビンを使う)
が普通とは違います。
また卵も一度に10個産めば多い方。
国産カブトは一匹30~50ぐらい多いもので
産みますがタランドゥスは平均5~8個
卵も取り出しが難しく、幼虫時代に死んでしまうことも
しばしば。。。
タランドゥスはこういったクワガタでした!
偉そうに言いましたが、つい2週間ほど前に
蛹から羽化したばかりでまだ菌糸ビンで休眠中
来週あたり取り出して拝みたいと思います。
ここまでブログ長く書いたのは初めてです(笑)
読んでいただいてありがとうございます。
誰が得するんでしょうか?このブログ。
でも!これだけ言わせてください。
これだけやってると、
娘の男の子の友達から「家行きたい」とか
甥っ子から「カムシ!カムシ!」←カブトムシのこと
と子供からは大好評です。
大人からはなかなか理解されないですが、
子供の時に図鑑でしか見れなかった虫を
目の前で見れる。
これこそ男のロマン(哀川翔が言っていた)
上の画像は私の家の昆虫用の温室です。
24時間温度管理してます。。。
他に飼っている種類としては、
グラントシロカブト(白いカブトムシ)
産地:北米
ウォレスノコギリクワガタ(お尻の白いラインが超かっこいい)
産地:インドネシア ハルマヘラ産
ムシモンオオクワガタ(超ちっさいオオクワガタ成虫で20mm弱)
産地:イタリア
ニジイロクワガタ(名前の通り世界一綺麗だと言われているクワガタ、超育てやすい)
産地:オーストラリア
死亡 ヨツボシヒナカブト(水野が個人的に一番好きなカブトムシ)
産地:南米ペルー産
死亡 ユダイクスミヤマクワガタ(ミヤマクワガタの中でも世界最大種)
産地:ヨーロッパ全域
死亡 スマトラヒラタクワガタ(クワガタ界最強の呼び声、間近で見ると化け物)
産地:スマトラ半島
こんなところです。
ドン引きしていただけたでしょうか?
「この情熱を仕事に費やしなさい」と天の声が聞こえましたので、
この辺にしておきますm(__)m
では、最後に・・・
「蟲の呼吸、、、甲虫の舞い、、、超速土換!!!」
(すごいスピードで約10数個の虫かごのマット交換をする水野)
以上、ありがとうございました~~~(*´ω`*)