親から見る子どもの就活事情

親から見る就活意識調査を公表。

 

株式会社マイナビは、大学4年/大学院2年で2021年度の就職活動を終えた、

もしくは現在活動中の子どもを持つ保護者に対する意識調査を公表しました。

1位は、「経営が安定している」51.5%

2位は、「本人の希望や意思に沿っている」25.3%

3位は、「社風や雰囲気が良い」18.3%

4位は、「企業の成長が見込める」15.7%

5位は、「福利厚生が充実している」13.2%

で1位の経営の安定がずば抜けています。

確かに、経営の安定は親としては興味はありますね。

6位には、「子どもの能力・専門性が活かせる」が

入っていますが、意外と低いのがちょっと驚き。

調査結果サマリーでは、

安定した環境であることを大前提として、

そのうえで子ども自身が希望する仕事ができること、

そしてスキルアップを目指せる環境であることを望んでいると推察しています。

 

また、子どもが働いてほしい業界については、

1位は、「官公庁・公社・団体」

2位は、「総合商社」

3位は、「医療・調剤薬局」

4位は、「ソフトウエア・情報処理・ネット関連」

5位は、「教育」

となり、いわゆる役所が1位。ここでも安定志向がみえます。

 

子どもの幸せを願う親としては今も昔も「安定」が人気ですが

ベンチャー企業や専門性を高めたいという子どもの能力を見てみたい部分もありますね。

 

なお、調査結果では、

子どもの内定先から保護者宛てにどのような連絡があったかを聞いたところ、

「内定確認の連絡」(オヤカク)

を受けたという回答は49.9%と約半数に上っていることもわかりました。

 

ここ10年ぐらいでしょうか、親の協力や承諾を得る子どもも増えていますね。

企業側としても内定を確約したいために親の承諾を取ることでより信ぴょう性が増します。

 

魅力ある、安定した企業が就活生や親から選ばれるということ。

常に企業努力は必要です。

当社もさらに磨きをかける努力をします。

 

福井の社会保険労務士

北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社

 

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