厚生労働省が民間主要企業の
令和4年度の春季賃上げの
妥結額を発表しました。
平均妥結額は6,898円。
前年の2021年(5,854円)に比べ
1,044円の増。
コロナ前の2019年(6,790円)に
比べ108円の増。
賃上げ率は2.20%。
2021年(1.86%)に比べ
0.34ポイントの増、
2019年(2.18%)に比べ
0.02ポイントの増。
ただし、この結果のデータ元を
調べてみると資本金10億円以上
かつ従業員1,000人以上の
労働組合のある企業358社。
えっ、そんな企業、日本の1%も
ないじゃん!
とツッコみたくなりますが、
参考にはなりますね(笑)
中小企業でも昇給率は2.0~3.0%を
目安とするところが多く、
若い方は高く、ベテランはやや抑える
という傾向があります。
昇給は、業績、能力、成果によるところ
がありますが、一定年齢までは
定期的に上がっていく企業も多いのも事実。
キャリアパスを示して、どういう人材に
なりたいか、そのために必要な能力、
成果は何かを上司とともに
共有したいですね。
5年後
10年後
15年後の姿はどうなっているのだろう。
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社