2022年の新入社員意識調査を
東京商工会議所が発表しました。
選考解禁となった6月1日ですが
新入社員がどのような意識を
持っているのか気になるところです。
その中で
「会社を選ぶ上で魅力に感じる企業の制度」
として、
1位:「年次有給休暇取得の推進(42.5%)」
2位:「時差出勤・フレックスタイム制勤務
(41.9%)」
3位:「資格(検定)等の取得支援(39.8%)」
4位:「人材育成体系(研修)の充実(38.8%)」
5位:「テレワーク(在宅勤務)(36.1%)」
があげられ、働き方やスキルアップに関する
選択肢が上位となっています。
(画像は東京商工会議所から引用)
働き方改革が進み、年次有給休暇の
5日義務化が浸透していますが、
企業選択の上位に年次有給休暇取得の
促進が上がっているところをみると、
イマドキの傾向だなと改めて
感じますね。
質問の仕方も「制度」なのでこういう答えが
あがってくるのも当然だと思います。
そうなると、有給休暇の促進と合わせて
大事なのは、労働生産性。
この労働生産性の向上は今や避けて
通れません。
計画を立てて有給休暇を取得する、
休む時は休む。
仕事をするときはガツンと行う。
自らの労働生産性がどれくらいなのかを
把握しておくとわかりやすいです。
労働生産性=
「従業員一人当たり、または従業員が
一時間当たりに生み出す成果」です。
=粗利(売上)/従業員の人数
=粗利(売上)/全従業員の総労働時間
=個人粗利(売上)/従業員の労働時間
=営業利益/従業員の人数
=営業利益/全従業員の総労働時間
などで表すことが出来ます。
制度導入と労働生産性。
このバランスは大事です。
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社