福井労働局が最新の雇用状況を発表しました。
令和5年2月の有効求人倍率は、
1.91倍。ここ1年間で一番低い数字と
なっています。
とは言いながらも、
全国1位の有効求人倍率は健在で、
全国平均は1.34倍。
まだまだ開きがあります。
今回は求人数は減りましたが、
年度末が近かったこともあり、
求職者数が増えたことも
影響していますね。
3月は求人数も増えるため
どうなったか興味があるところです。
中小企業を中心に人手不足の声は
まだまだ続いています。
新規求人数について産業別にみると、
前年同月比で、
・運輸業,郵便業で18.1%増
・卸売業,小売業で16.1%増
・宿泊業,飲食サービス業で17.2%増
・医療,福祉で6.5%増
・サービス業(他に分類されないもの)で13.8%増
一方
・製造業では4.1%減
・建設業で2.1%減
という結果でした。
今後は4月中旬から5月にかけて
会社に合わなかったという方が
一定数出てくるため、人手不足の会社は
求人票の見直しなど
今から準備に入っておきましょう。
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社