福井労働局が令和5年11月の
雇用情勢を発表しました。
有効求人倍率は1.95倍で
都道府県別では51ヶ月連続
（4年3ヶ月）1位でした。
全国平均は、1.28倍で
福井県・・・1.95倍
山口県・・・1.71倍
岐阜県・・・1.64倍
と続きます。
福井県は相変わらず高い有効求人倍率
ですが、人手不足は依然続いており
なかなか人材が確保できないのが
実情です。
新規求人数は、前月比2.7％の増加。
新規求職者数は前月比5.4％の減少。
職を探している人は減少。
でも企業側は人が欲しい。
有効求人倍率が高いわけです。
職種別にみると
専門・技術が2.92倍
販売が5.09倍
保安が6.32倍
輸送が3.57倍
生産工が2.23倍
一方、事務は0.93倍
となっています。
高い水準なので、すぐに人が
確保できるとは考えにくい。
長期的スパンで雇用を考える
必要があります。
また、転職を考える人は次に何を
求めているのでしょうか。
仕事のやりがいなのか、
スキルアップ？（これは誰でも使う・・・）
残業や休日なのか、給与なのか
それとも人間関係？
または黙々と仕事をしたい職場？
成長ではなく安定を求めているのか。
企業側は求める人に合う職場なのか
または、選ばれる職場なのかを
考える必要があります。
その中でも一定のレベルを維持しつつ
よい職場づくりを進めていく。
（採用の基準を落とすと既存社員が
苦労します）
会社の方針、労働環境、人間関係
どこに課題があるか見極め、
対策を打つ。トップ、人事責任者の
腕の見せ所です。
福井の社労士
シナジー経営社労士法人
シナジー経営株式会社
