3度の3冠王に輝いた落合博満氏の著書
野球に興味がある人であれば一度は3冠王という言葉を
聞いたことがあるのではないでしょうか。
打率、打点、本塁打の打撃3部門において
リーグ1位を獲得することで、強打者の証と言われています。
シーズンを通して活躍することがプロの証とも言われていますが
その中で大打者の証である3冠王を獲得することは
長いプロ野球の歴史のなかで7人しかいません。
直近では当時ダイエーの松中信彦選手が2004年に獲得しています。
3度の3冠王は落合博満選手だけです。
最強の助っ人バース選手も2度の三冠王でした。
最近ではヤクルトの山田選手やソフトバンクの柳田選手が
トリプルスリーを獲得して話題になりました。
トリプルスリーは打撃の中で打率3割、30本塁打、30盗塁以上を
獲得することで好打者の証と言われています。
話を元に戻すと、落合博満氏はプレイヤーでも活躍しながら
引退後は野球解説者を経て
中日ドラゴンズの監督にも就任し、リーグ優勝や日本一に導いた
手腕も持っています。
名プレイヤー名監督にならずとも言われていますが、
紛れもなく名監督の一人です。
日本シリーズで完全試合目前だった山井投手を当時絶対的抑えである
岩瀬投手に継投させたこともオレ流として話題となりました。
著書の中で
「一芸に秀でたければオタクを目指そう」というフレーズがあります。
自分の強み、誰にも負けないものをつくる。
それが結果として周りから評価される証となる。
改めて来年の計画を立てる際の参考になりました。