配属ガチャ・・・
またも新しい言葉が生まれています。
配属ガチャとは、
入社後に自身が希望する部署に
配属されるどうかわからない状況や、
そのことに対する不安を表す言葉として、
ゲームなどのアイテムを引く
「ガチャ」にたとえ、
就活生や新入社員の間で使われている
言葉です。
株式会社マイナビが、来年春に卒業予定の
大学生を対象に行った「配属ガチャ」の
意識調査によると、
入社後の配属先(勤務地、職種)については、
・「勤務地、職種共に自分で適性を判断して、
選びたい」・・・54.9%
・「勤務地は自分で選びたいが、職種は会社が
適性を見て判断」・・・30.8%
・「職種は自分で選びたいが、勤務地は会社が
適性を見て判断」・・・7%
・「どちらも、適性を見て会社に判断してほしい」
・・・7.3%
という結果でした。
また行きたくない会社のアンケートに
「転勤のある会社」が26.6%と3位となるなど
転勤に抵抗を感じる人も増えているようです。
配属は企業が考えるキャリア形成など
色々なことを考えての決定ですが、
思い通りにならない、運任せなど
学生の間でブラックボックス化されている点が
不安を増長させ、内定辞退や早期退職に
つながっているのかもしれません。
アンケートでは、十分な面談で
業務内容の理解を得たり、
内定式の際の配属先の発表などで
「不安が解消された」という声もあるため、
より一層のフォローが必要ということが
わかります。
選考プロセス・選考後のフォロー、
入社前後のフォローなど企業としての
課題を把握し、対応することで
配属ガチャ不安を解消することも
可能です。
配属ガチャかあ。
色々な経験を積めるという
キャリアアップなんだけどなあ。
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社