最近の学生の働き方を調査していると、
「福利厚生」を想像以上に重視している
傾向があります。
マイナビが公表した
「就活を通して、企業の福利厚生・
各種制度で重視したものは何か」
という質問では、なんと、
23.1%で1位が「土日祝以外の休暇制度」
を上げました。
個別の質問では誕生日などの
バースディ休暇や家族の記念日などの
アニバーサリー休暇に人気が集まって
いるようです。
まだ、働いたことがないので
福利厚生の充実は学生にとって
魅力が大きい結果と言えます。
ひとつの優位性ということですね。
とは言いながらも、福利厚生で
採用活動にどこまで訴求力があるのか
というと判断が難しいところもあります。
福利厚生が企業選択の第一に来るとは
考えにくいため、企業の方向性や
やりがい、成長、雰囲気などの次に来る
ピースとして福利厚生があると
考えたほうがいいです。
もちろん、あるに越したことはないです。
新卒主体なのか中途採用主体なのかによって
変わる企業の福利厚生の充実度。
Z世代を意識した企業風土づくりも必要な
課題ですね。
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社