中学生がラップで校則見直しを訴え

ラップで校則の見直しを訴え、

行政を動かしたとして、

兵庫県の中学3年生が話題となっています。

 

昔からの名残で理解が出来ない点などが

あげられる「ブラック校則」といわれる

学校独自の部分がある校則ですが、

中学生は、中高生や大学生、保護者から

満足度や納得度を問うアンケートを

作り、校則について一石を投じました。

 

アンケートでは、

「教員は納得できる理由を

説明してくれたか」

という問いに対して83%の「いいえ」

の回答をもとに「校則に納得したい」と訴え、

生徒が校則や風紀検査方法などに

意見を言える場や情報公開を求めることを

提案しました。

 

理不尽な校則の例として、

「ツーブロック。校則違反」

「ルールだから」と是正を求める学校。

意見したところ、周りからは

「内申点下がる」と言われる。

また、ワンポイントの靴下不可、

男子は体育服の下に肌着不可など

納得できない点があったようです。

 

ラップの一節がこちら。

「なぁ大人聞いてんか大人

俺の言いたいことは

伝わってるこの言葉

俺の奏でる音が(「大人へ」)」

 

納得すれば動く、

納得しなければ動かない

という若者の想いが

市の教育委員会を動かし、

校則の見直し指針が作られました。

・子どもが参画できる仕組み構築

・校則を必要かつ合理的範囲で制定

・校則を公表

 

また、生まれ持った性質や

性の多様性を尊重していないなど、

合理的な説明が難しいことは、

積極的に見直すと明記されたようです。

 

ただ単に嫌だからや陰でグチグチと

言うのではなく、

「どうしたらいいのか」という行動が

大人たちを動かしたのだと思います。

 

大人に対しての説明責任を果たせ。

確かにその部分は必要です。

そして、納得したら大きな力になる。

 

会社でも見習うべき点はありますね。

 

 

福井の社会保険労務士

北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社

 

 

 

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