「丸亀製麺」が新入社員を4ヶ月で
店長にするという記事がYahoo!ニュースで
紹介されていました。
「うどんで日本を元気にプロジェクト」
など面白い取り組みをしている同社ですが、
「食の感動体験を届ける」ことを
行動指針(バリュー)として、
自ら考えて動ける社員を
教育し、育てるしくみがあります。
新入社員の教育は、まずは4ヶ月間の研修。
そのうち2日間を当社のビジョンやバリューを
伝える場とし、そこから各地の教育店舗で
丸亀製麺とは何なのか、
バリューをどう現場で体現していくのかを
伝え、現場のマネジメントの仕方を習得
させるようです。
また、
研修3ヶ月の社員が1ヶ月の社員に教える場を
作ることでインプットとアウトプットを同時に
行い、実際にマネジメント経験を研修の中で
積んでもらう。
こうするためには最初の1ヶ月ほどでみっちり
同社の考え方、行動の仕方を教えないと
「また聞き教育」となり、会社の理念が
浸透しません。
作業工程自体はそこまで複雑化させて
いないようなので(店舗展開のため)、
「表面上の教育」とならないように、
最初が肝心ということでしょうね。
その中で試験にパスすれば、
新入社員でも4ヶ月で店長になれる
というキャリアパスがある。
インタビューの中でも
「人材育成の中で最初の2年が重要。
2年以上勤めた人は、その後長く続く。
2年のうちに仲間意識ややりがいのある
仕事と愛着、そして居場所ができる。」
と紹介されています。
最初が肝心。
ビジョンやバリューの浸透、
キャリアパス。
当社でも改めて力を入れていこう。
どれだけ会社のビジョン、バリューに
基づいて動いてくれる人がいるか。
やはりこのやり方は間違っていない。
この数を増やし続ける。
福井の社会保険労務士
シナジー経営社会保険労務士法人
シナジー経営株式会社