昨年10月に施行された男性の育児休業を
促進する「出生時育児休業制度」、
通称「産後パパ育休」ですが、
ここ数ヶ月で、導入する企業が
増えているなあと実感しています。
産後パパ育休は、
男性が従来の育児休業の一環として、
子の出生後８週間以内に４週間まで
２回に分割して取得可能なものです。
仮に10月1日にお子さんが産まれた場合、
10月1日から10月14日までの2週間
取得することが可能です。
2週間と言わずとも1週間でも
問題ありません。
厚生労働省の発表によると、
民間企業勤務の男性の育児休業取得率は、
10年連続で上昇しており、
2022年は過去最高の17.13％にのぼると
発表されています。
女性と違い、男性の育児休業は
事前に相談等がないと
代替要員の確保や引継ぎなど
苦労することもあります。
（奥様が妊娠している情報を
キャッチしておかないと急に？？
となります）
そのため、原則2週間前までに
申出ですが、労使協定を締結することに
より1ヶ月前の申出でも可能としています。
とは言いながらも小規模の事業所や
人手が不足しているとなかなか
取得しにくいという現状も
ありますが、1週間や10日程度なら
新型コロナの状態と同様、何とかなる気も
します。（周りのフォローは必須）
今では新卒の説明会で男性の育児休業の
取得率を説明する会社も増えてきました。
多様性の時代、少しずつ変化に対応する
企業づくりが必要ですね。
どこの会社も初めては訪れる。
福井の社会保険労務士
シナジー経営社会保険労務士法人
シナジー経営株式会社
