厚生労働省が令和4年度の年次有給休暇の
取得率を公表しました。
全国の民間企業に対して、
令和5年1月1日現在の状況について
調査客体数 6,421 有効回答数 3,768
有効回答率 58.7 %の内容。
発表によると、年間の年次有給休暇の
労働者1人平均付与日数 17.6日。
そのうち、平均取得日数 10.9日(前年10.3日)
平均取得率 62.1%(前年58.3%)
だったようです。
5日の義務化で取得率はかなり
向上しましたね。
なお、同調査では、
年間の年間休日についても公表されています。
1企業平均は110.7日(前年107.0日)
労働者1人平均は115.6日(前年 115.3日)
また、企業規模別にみると、
「1,000人以上」が 116.3日、
「300~999人」 115.7日、
「100~299人」が 111.6日、
「30~99人」が 109.8日
と従業員人数が多くなるほど
年間休日日数は増えています。
年間休日も増え、有給休暇の取得も
増えている。
企業側からすると稼働日数が減る分を
生産性を上げて対応する。
これができないと賃上げも苦しい。
反対に対応できる企業には人が集まる。
顧問先様でも年間休日の見直しを
行っているところも増えています。
休日の確保と人材確保。
大事な取り組み。
福井の社会保険労務士
シナジー経営社会保険労務士法人
シナジー経営株式会社