本日、地元新聞の一面に
「雇用保険週10時間で加入へ」
という記事が載っていました。
日経新聞にもその関連があり、
育児休業給付の拡大や
リスキリングなどを含む
多様な働き方に対応するため
財源を確保するための施策で
あることは明白です。
現在は週20時間以上、31日以上の
雇用見込みがある場合、
雇用保険の加入となりますが、
この基準が週10時間となると、
かなりハードルが下がります。
今までは1日4時間×週5日で20時間
到達でしたが、
1日2時間×週5日で10時間到達と
なります。
午前中だけ働く、午後3時間だけ働く
という場合も10時間超えは容易です。
学生の加入について今後どうするかの
疑問はありますが、基準改正で、
約500万人の加入が見込まれるのは
政府としても財源確保に力を入れるところ。
労働保険料の負担割合は、
一般の企業で労働者0.6%、
企業側0.95%なので、
10万円の収入と考えると、
労働者600円。企業側950円。
一人ひとりの金額は
大きくはないですが、
週20時間未満のアルバイト、パート等で
労働者を確保している企業負担は
大きくなります。
2024年の通常国会に関連法案を提出し、
2028年までに実現する流れ。
社会保障や税金関係は毎年
変わりますね。。。
福井の社会保険労務士
シナジー経営社会保険労務士法人
シナジー経営株式会社