プロ野球の契約更改の情報が
入ってきていますね。
今年の成績を基に来年の年俸を決める
方式は非常にわかりやすくプロの第一線で
働く選手にとってはモチベーションの
ひとつとなるでしょう。
ではその査定の際の基準って
どのようになっているのでしょうか。
打者なら、
打率、打点、ホームラン、出塁率、
得点、盗塁、四死球、犠打、失策数など。
投手なら、
登板数、勝利数、投球回数、勝率、
奪三振率、与四球数、自責点、被本塁打数
など多くの項目があります。
後は人気やグッズの売れ行き？
先日、日本シリーズを制し、
日本一になった阪神タイガースの
岡田監督が四球の年俸ポイントを
上げろと発言し、話題になっていました。
確かにヒットを打つのと同様、
確実に出塁する四球は、
ポイントが高いです。
2023年のシーズンの阪神タイガースの
四球は12球団最多494であり、この高さが
得点につながっています。
数字で表れ、どのように査定されるかが
明確なので、選手もモチベーションに
繋がりやすいですよね。
もちろん、数字で表れていない部分の
評価もあると思います。
一般の企業で同様の評価を行っているところは
あるでしょうか。
明確な人事評価や数字ですべて表れるところは
このような査定に近い形で評価をしている
部分があります。
また、継続して数年間、成果を出しているかも
見るべきポイントです。
一方、企業は人材育成を中心に考えることも
多いため、長期的なプランで評価をすることも
あります。
いずれにしても評価制度はわかりやすいことが
一番ですが、数字で評価できない部分を
どう評価するかが難しい部分もあります。
この辺りは人事評価の作り方やそれぞれの
企業の考え方によるものなので
どれがいい、悪いとは言えない部分もあります。
（評価を実際にしたことがある人は
わかると思います）
プロ野球の契約更改。
どのような視点で査定しているのだろうと
考えると見方も変わります。
もちろん、突出した成績なら年棒も高い
というのはわかりますが、何年目の選手
なのか、去年の成績はどうだったのかを
みてみると更に面白いです。
福井の社会保険労務士
シナジー経営社労士法人
シナジー経営株式会社
