全国社会保険労務士会連合会は、
令和5年度の政策提言を公表
しました。
事業主や労働者が抱える課題を中心に
全国の社労士から意見を集い、
本年度は新たに11項目の提言を追加。
法規制の改善提案を中心に、
28項目の提言を取りまとめています。
気になったものをいくつかピックアップ
・より働きやすい職場づくりの推進の
ため、時間単位の年休を年5日の義務化
に盛り込むこと
・育児休業取得の社会保険料免除の
要件見直し
・副業・兼業における労働時間通算撤廃
による割増賃金支払いの見直し
・通勤手当の社会保険算定基礎からの
除外(実費請求相当額のため)
・離職証明書の賃金支払い対象期間の
記載方法の一本化
専門的な言葉も多いですが、実務上、
取り入れてほしい内容もあります。
シンプルで実効性のある制度づくりは
まさしくそうですね。
制度変更により、人事労務面で
影響が出る部分は少なからずありますが、
「人を大切にする企業と社会の実現
に向けて」
社労士としての役割がさらに大きくなります。
福井の社労士
シナジー経営社労士法人
シナジー経営株式会社