「静かな退職」という言葉を
目にしました。
連絡が取れないまま、何も言わずに
退職することなのかな?
と思っていましたが、
元々はアメリカから入ってきている
表現で「仕事上、定められている
責任以上の働きをするという考え方を
やめる」こと
日本では、
「仕事への熱意を持たず、
必要最低限の業務のみをこなす
働き方」をさす言葉として
使われています。
ただし、実際に退職をするわけではなく、
退職が決まった従業員のような余裕を
もった精神状態で働くことを指している
ことで、20代を中心に広がりを
みせているようです。
必要最低限の仕事だけを行う人は
いるとは思いますが、
日本ではどれくらいいるのだろうと
調査した結果がありました。
クアルトリクス合同会社が行った
調査によると、日本で「静かな退職」
状態になっているのは40代、50代が多い。
同社は「静かな退職」を「自発的貢献意欲が
低く継続勤務意向が高い人材」と定義し、
40代が全体の36%、次いで50代が全体の30%
という結果を発表しています。
特に一般社員の「静かな退職」の比率が
大きいため、役職についていない
ミドルシニア世代の「静かな退職」が
多いということも明らかにしています。
(というデータもあるようです)
キャリアアップや仕事へのやりがい、報酬、
貢献度、達成感など人それぞれ持っている
モチベーションは違いますが、
定期的に面談を行い、
ライフステージに合わせた仕事への
向き合い方、それに合わせた責任、
報酬など企業として取り組むべきものも
あります。
「静かな退職」
これが広がりすぎると、
生産性は上がらないよね。
企業の取り組み、
人事戦略によって改善される。
福井の社労士
シナジー経営社労士法人
シナジー経営株式会社