最近、「隙間バイト」「スポットバイト」
のニュースをよく目にします。
応募者からすると給与が即日支払われる
「スキマ」「スポット」バイトは
非常に良い制度と感じますね。
先日、アルバイト求人サービス
「バイトル」を運営するdipが
スポットワークの仲介サービスに
参入したという記事がありました。
「スポットバイトル」の特徴は、
勤務先から高評価を受けた場合、
時給を上乗せして支給する独自機能
「Good Job ボーナス」を導入する
というもの。
評価が高い人にボーナスを上乗せする
画期的な制度ですね。
「ボーナス制度」は日本初の機能だ
そうです。
ちなみにいくらの上乗せがあるかと言うと、
例えば1回の勤務の給与が7,000円で
「Good評価」を受けた場合は、1割
上乗せの7,700円が支払われる。
バイトする側とすれば嬉しい。
では事業者側とするといくら払うのか。
スポットバイトの手数料は3割が相場と
されているので、前述の例だと7,000の
3割だと2100円。合計9,100円を支払う
ことになり、支払う金額は変わらない。
その分、バイトル側の手数料は減る。
一方、企業側を守る仕組みも導入されて
いて、「Good評価」を受けなかった場合
本人に支払われるのは7,000円のみ。
そして給与の10%である700円が企業側に
返還されるという仕組み。
9,100円の負担が8,400円になる
ということです。
その上、「Good」評価を得られなかった
人はその勤務先には今後応募できないように
なる。また企業側にも「Good」評価を
どれくらい出しているかを表示する仕組みが
導入され、「Good評価」を出さない企業は
応募者から選ばれなくなり、
人手が足りない状態になる。
面白い仕組みですね。
利益が少なくなっても市場を獲得すれば
スケールメリットが得られる。
給与計算の仕組みも単純なので
担当者もそこまで負担を感じない。
これは広がりそう！
福井の社労士
シナジー経営社労士法人
シナジー経営株式会社
