年収130万円を超え、社会保険料負担が
発生する方に対して手取り収入が
減らないよう給付金を出す案を立憲民主党が
衆議院に提出しました。
今回の案にどういうこと?
と一瞬固まってしまいました。
兼ねてから私も103万円だけでなく、
106万円、130万円の壁も一緒に
考えることが必要と話していますが、
社会保険料を負担するということは
年金や社会保険の給付も受けることが
できる訳で手取りだけの問題ではありません。
(社会保険の給付には、出産手当金や
傷病手当金など恩恵の大きいものもある。)
えっ表面的な対策?
と思っていて色々と調べてみたら、
立憲民主党のページに詳細が書いてありました。
企業規模が大きくなく、週の労働時間が
30時間未満だけど、130万円を超える方を
対象にしているということね。。。
(130万円を超えても、企業の社会保険に
入れず、国民健康保険、国民年金に加入する方)
最低賃金が上がる中で、労働時間は
増えないけど130万円を超える方は出てきます。
就業調整をして130万円を超えないように
すると本人も会社も困ることになります。
財源どうする?などいくつかの議論の余地は
ありますが、確かにこういう案は必要かも。
報道ってしっかりと読まないと早とちり
しちゃいますね。
ネットニュースは怖い・・・。
福井の社労士
シナジー経営社労士法人
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