新・忘年会の予定は?
東京商工リサーチが12月上旬に
企業向けアンケートを実施し、
今シーズン忘・新年会を実施する
企業は59.6%となり前年55.9%を
3.7ポイント上回った。
と発表しました。
新型コロナ禍であった2020年の開催率は
5.6%。2023年は55.9%、2024年は59.6%
と回復してきています。
飲み二ケーションは必要か?
という最近の疑問もありますが、
忘・新年会を開催する理由は、
(コロナ前も今回も)
「従業員の親睦を図るため」が87.1%
「従業員の士気向上のため」が51.1%
という結果でした。
一方、「コロナ禍前は実施せず、
今回も実施しない」は22.1%、
「コロナ禍前は実施していたが、
今回は実施しない」が18.2%と
4割となっています。
実施しない理由としては、
「開催ニーズが高くないため」が65.1%
「参加に抵抗感を示す従業員が増えたため」
が36.6%でした。
これは会社の文化や社風、新・忘年会の
実施方法にもつながるかもしれませんね。
また、
忘・新年会を実施する企業に労働時間に
なるかについての質問には
「労働時間にならない」が90.2%
「労働時間になる」が9.7%
でした。
ここは意外と、労働時間とならないと
感じている人が多い結果となりました。
飲み会自体が好きじゃない、上司が嫌、
プライベートを大事にしたいと考えると
労働時間。
さすがに飲み会や食事会は強制でもないし
労働時間じゃない。
という感覚でしょうか。
「親睦を図る、士気向上」は
飲み会でなくてもできるという点に対しては
異論はありません。
飲み会だからこそできる部分もある
という点にも異論はありません。
どちらか正解ということではなく、
何を目的にどういう手段で行うか。
自分で考え、結果も含めて自分で考えれば
良いのではないかと思います。
福井の社労士
シナジー経営社労士法人
シナジー経営株式会社