株式会社日本能率協会マネジメントセンターが
新入社員の意識や行動、指導者の指導や育成に
関する調査報告書「イマドキ新入社員の仕事に
対する意識調査2024」を公開しました。
その中に「育成と評価」について
次のような結果がありました。
・「上手くいかない経験を通じて学ぶ」
育成を支持 60.8%
・「失敗したくないので大きな仕事は
任されたくない」58.4%
・「成長のために一時的な負荷増を
受け入れる」48.1%
成長するために挑戦はしたいけど
失敗したくないしなあという揺れる
感情が結果に表れていますね。
また、「行動や言動への自信がない」
「恥をかきたくない」
「他人の評価を気にする」
など慎重な一面も多くみられます。
こういうことを通して、
2024年入社の新入社員は
「何時間働いたか」
「何年勤続したか」
で評価されることを好む割合が
44.5%と経年比較で最も高くなっている
ようです。
新人育成ポイントとしては
・短期目標の設定と小さな成功体験
大きなゴールではなく、小さな達成をこまめに
積み上げ、その都度フィードバックする。
・プロセスの評価重視
結果だけではなく、頑張った過程や工夫を
具体的に褒めることでモチベーションが
維持・向上する。
・安心感を与える伴走型サポート
「まずは試してみよう」という声かけや
フォロー体制を整え、失敗を恐れず挑戦できる
環境を用意する。
これはここ数年言われていることですが、
どこまで実践できるか。
ここが大事なんでしょうね。
福井の社労士
シナジー経営社労士法人
シナジー経営株式会社