先日、ある会社さんからの相談。
「派遣社員の方や新入社員の方が
2~3ヶ月で辞めちゃうんだ。
ここ最近では5人。
教え方や伝え方など丁寧に
しているけど、なんでだろ？
派遣会社の営業の方に聞くと
会社の雰囲気が合わないと
言うんだけど、、、」
という話でした。
事務を担当する女性スタッフの
定着に悩む会社さんですが、
確かに教え方にも気を配り、
残業もほぼゼロ。
急ぎの仕事のない日もあるので、
そこまで業務のひっ迫もない。
ただし、事務所内は基本
淡々と仕事をしていて、
必要最低限の会話以外は
ない。
ここまでだったら、
どこにでもあるような状態。
淡々と仕事をすることが好きな
社員もいます。
この状態で社員が定着している
会社もある。
肝心なのは、
その状態がずっと続いている
ということ。
それが休憩時間であってもです。
休憩時間は、自由に利用できることが
労働基準法では求められており、
会社がどのように過ごすかを指示したり、
拘束したりすることは原則として
禁止されています。
とは言いながらも、休憩時間中も
何人かで休憩に入っても一切しゃべらない。
ずっとスマホを見ている。
居心地はいいのかな？？
一人で過ごすことが良いという人も
いるため一概には言えないけど、
メリハリも大事。
仕事と休憩をしっかり分けることは
仕事の効率にもつながるし、
職場の雰囲気にもつながる。
前からいる方はそれが当たり前と
なっているけど、新しく入って
来た人はそれが当り前じゃない。
当たり前の雰囲気がひとつの
壁になっていて、居心地が良くないなら、
そこにメスを入れる。
そこで、色々と話をした結果、
休憩室に「お菓子」を置くことに
しました。。。。
お、お菓子で変わるの？
わかりません！
でも、お菓子がコミュニケーションや
雰囲気を変えるきっかけに
なるかもしれない。
もちろん、お菓子を置くだけでなく
今の現状を改善するために
承認を意識した声掛けにも取り組んで
頂きます。
居場所づくり。大事なんだな。
「お菓子大作戦」！
福井の社労士
シナジー経営社会保険労務士法人
シナジー経営株式会社
