人手不足の中、ようやく人材を確保したのに
3年以内で退職をする若者は一定数存在します。
昔から753の法則で、大卒の3割が3年以内
に退職するというデータは存在していますが、
今の若者はどのような意識を
持っているのでしょうか。
人材派遣のスタッフサービスが
「新卒3年未満で正社員を退職した若年層の
意識調査」を発表しました。
調査結果によると
●同じ会社で長く活躍するためには、
「職場でのコミュニケーションは重要」
と8割強が回答。
●7割強が新卒で就職した会社で
コミュニケーションに悩んだ経験あり。
2割強は「常にコミュニケーションに悩んでいた」
と回答。
●コミュニケーションで最も悩んだ相手は、
同年代である20代が6割で最多。
●具体的なコミュニケーションの悩みは
全体では「とっつきにくい雰囲気があった
・嫌われているように感じた」が1位。
同年代(20代以下)との悩みでは
「業務連絡以外のコミュニケーションの
場がなく、人間関係を築きにくかった」が
1位となった。
●「退職するきっかけは職場における
コミュニケーションの悩み」と7割強が回答。
●新卒社員が職場のコミュニケーションが
原因で退職しないようにするには
どうしたらよいかの対策を尋ねた質問で、
最も多かったのは
「新入社員が悩みを抱えていることに
気付ける仕組みをつくる」で、
次いで「仕事量をコントロールして心や
時間に余裕が出るようにする」、
「メンター制度など、新入社員が悩みを
打ち明けられる場や制度をつくる」が続いた。
今も昔も人間関係で退職する人は
いますが、25歳以下の若年層の悩みも
コミュニケーション不足が最も多く
なりました。
特に「同世代同士のコミュニケーション」
に悩みを抱えているケースが見られます。
Chatやメールなどでデジタルツールには
慣れている年代でもリアルな
コミュニケーションとなると不安を
感じることが多いようです。
職場環境づくりは会社の役割ですが、
若年層同士のコミュニケーションの
活性化に力を入れているという企業が
今後も企業の成長・継続性に大きな
影響を与えると言えますね。
(時代の変化に合わせていく!)
宣伝になってしまいますが、
当社ではカード形式の研修やグループワーク
を取り入れた社員研修を実施しています。
コミュニケーション活性化に
ぜひご活用ください。
実際、自社でもカード形式の
研修は評価が高いです。
福井の社労士
シナジー経営社会保険労務士法人
シナジー経営株式会社