各企業の工夫が見て取れますね。
佐賀共栄銀行は、来春の入行予定者(内定者)
に対し、旅行費用として1人20万円を支給
すると発表しました。
目的は、内定辞退の防止、そして、
残りの学生生活で旅を通じて豊かな価値観を
養ってもらうこととしています。
売り手市場の中、企業にとっては
内定辞退は避けたいもの。
そのため様々な工夫で人材確保、定着の
策を練りますね。
昔、「青田買い」という言葉もありましたが、
今も、ハワイや韓国などで内定式後の
イベントを開催している会社もあります。
学生からすると海外旅行はひとつの
モチベーションとなりますね。
今回、話題となったのは大手ではなく、
地方銀行の取り組み。
旅行費用以外に1人4500円分の書籍を
支給し、読書も勧めるという情報も
あります。
そういえば、私の新卒の時も
10冊ほどの書籍を頂き、
毎月(2ヶ月に1回だったかな)会社に
感想文を提出していました。
それまで本を毎月読むという習慣は
なかったためきつかったですが、
このおかげで入社後、そして起業してからも
毎月のように本を読んでいます。
色々なきっかけで人生が変わることは
あります。
さて、今回の旅行というケースも
旅行に行って価値観に大きな変化が
出ることはあります。
そこで何を学び、何を自分のものにするか
このメッセージをしっかりと捉え
成長する人材が出てくることを期待
しているのでしょうね。
中小企業は中小企業ならではの
策を考える。大事なことです。
福井の社労士
シナジー経営社会保険労務士法人
シナジー経営株式会社








