福井県知事がセクハラ事案で辞職する
意向を表明しました。
辞職となると、やはりセクハラが
あったのかという推測となりますが、
特別調査委員会の報告書が来年1月以降
となることが発表されたことから
県政への混乱を少しでも抑えるため
との理由での決断でした。
県人事課には委員会より21日
職員約6000人に対して行われた
全庁調査で寄せられた情報の精査、
検討のため、年内の報告書公表は難しい
と伝えていたようです。
以前、知事のセクハラ事案が出た際、
詳細が出ていないのでブログ上で
コメントすることはないと記載しましたが、
知事自ら「セクハラに該当する」と
認めたことで、ますます「どんなメッセージ
を送ったの?」と気になります。
ふざけたつもりで伝えた内容が
セクハラに該当する。
会見で知事が述べた内容ですが、
セクハラは厚生労働省では
「職場において行われる労働者の
意に反する「性的な言動」に対する
労働者の対応によりその労働者が
労働条件について不利益を受けたり、
「性的な言動」により就業環境が
害されること」
と定義されています。
具体的には、性的な冗談やからかい、
不必要な身体への接触、性的な内容の
手紙やメールの送信、食事やデートの強要、
性的な要求など、言葉、視覚、身体的接触を
伴う嫌がらせが含まれます。
お互いの関係性、信頼関係によって
セクハラ認定される、されない
ということが大前提として、
今回セクハラの訴えが
あったということは
信頼関係が作られていない、
非常に不快だったということでしょう。
度を過ぎた内容だったのか、
今までの関係性が壊れてしまったのか
報告書が公開されていないので
分かりませんが、残念というか、
改めてハラスメントへの認識が
必要だと感じます。
企業内でも、私も含めて
ハラスメントに関する内容は
非常に敏感となっていますが、
ハラスメントや倫理観は
定期的な教育が必要。
正しい知識をつける。
福井の社労士
シナジー経営社会保険労務士法人
シナジー経営株式会社








