ダイアログを実践する
物事を決定したり、意見を集約する手法に
ディスカッションとダイアログという手法があります。
両者の違いはそれぞれ
ディスカッションは議論。
ダイアログは対話。
ということになりますが、同じテーマでありながら
答えが違ってくる特徴があります。
どちらが正解ということではなく、組織を活性化するためには
手法を使い分けて実施することが必要です。
例えば、テーマを「業務改善」とした時に
A.業務改善を進めたいのだけど、どう思う?
B.業務改善をしなくても売上は上がっているし、
目の前の業務に追われて時間が取れないので
今は業務改善に取り組めません。
A.業務改善に取り組むために業務ソフトを入れて
生産性を上げたいのだけど、どうだろう?
B.業務ソフトは助かりますが、それにしても導入に時間が
かかります。時期尚早だと思います。
もうひとつは
A.業務改善を進めるにあたり、どのような課題があるかな?
B.目の前の仕事に追われて業務改善に対する時間が取れないことです。
A.業務ソフトを入れて生産性がアップし、時間が取れるようになったら
どうだろう?
B.それは助かります、業務ソフト導入にどれくらいの時間がかかり、
導入によって、どの程度生産性が上がるかが知りたいです。
A.導入時間は〇〇くらいで、、、
質問の内容によって出てくる答えは違ってきます。
与える情報によって出てくる答えは変わります。
つまり、質問と情報提供が組織の活性化にはかかせません。
自社でもディスカッションとダイアログやっていますが、
なかなか面白いやりとりになります。
ぜひ試してみてください。