残り3ヶ月を切った年次有給休暇5日義務化
働き方改革の中でも我々中小企業に一番影響を与えると
言われる年次有給休暇の5日義務化。
そろそろ準備を始めているところも多いでしょう。
最近はこの辺りのご相談が多く、制度としての導入と
導入してからの生産性確保をどうするかなど経営判断に
頭を悩ませるところです。
よくあるご相談の上位は
1。結婚休暇や誕生日休暇などの特別休暇は義務化5日の対象になるか?
2。半日単位や時間単位の取得は義務化5日の対象になるか?
3。罰則はあるのか?
です。
1は、対象となりません。会社として特別休暇を導入しているところも
多いと思いますが、有給休暇の義務化には法律上の有給休暇から
5日取得とされています。
2は、半日単位は対象となりますが、時間単位は法の趣旨と異なるため
対象となりません。
3は、違反した場合、一人につき30万円以下の罰則が規定されています。
いずれにせよ導入には導入方法の検討、規定の見直し、社員への説明
などが出てきますので、事前準備をしておきましょう。
セミナーも開催しますのでご参加ください。