最低賃金が全国一律化?
政府は最低賃金の業種別全国一律化に向けて検討に入ったようです。
記事を見た瞬間、「え?なんのために」と違和感を感じましたが、
今は「現時点において検討していない」と火消しに必死になっていますね。
最低賃金が違うと外国人の雇用が定着しないと仮説したようですが、
地方の中小企業の現状を認識していない、また自分たちの生活には影響しない
と考える安易な発想かなと内心思いました。
最低賃金の最高は東京都が985円、最低は鹿児島県の761円。その開きは
224円です。1ヶ月170時間(労働)と考えると約38,000円増額。
福井県の最低賃金は803円ですので、東京都との差は182円。
同じように考えると約30,000円の増額。
売上が変わらなければ、厳しい状況となりますね。
もちろん、最低賃金はこれからどんどん上がっていくでしょうけど、
それに伴い経営体質の見直しは必要です。それが企業の宿命。
人手不足に伴い、ますます労働生産性向上やAI、IOTに導入に加速しそうです。