今週は採用と定着に関しての話題が続きます。
退職理由の上位に常にランキングされる「人間関係による離職」。
上司、同僚、お客様など仕事上の人間関係はストレスにもなり、
人間関係のよくない職場の離職率が高いのは誰しも納得するところです。
近年はパワハラだけでなく、モラハラ、セクハラ、逆ハラなど色々な
職場に関連するハラスメントで、離職率に影響を与えている可能性もあります。
厚生労働省の総合労働相談コーナーに寄せられる「いじめ・嫌がらせ」
の相談件数は、10年間右肩上がりです。
とは言ってもすべてがハラスメントになるわけではなく、
人間関係、信頼関係による悪化がハラスメントと受け止められている
ケースもあり、人間関係の構築は定着率向上に大きな影響を与えます。
職場の人がどんな特性を持っているかを知るために
個人の性格診断を社内掲示したり、タイプ分けに分類したりして
お互いを知る努力をしている会社もあります。
また、定期的な面談やミーティング、メンター制度、懇親会などで人間関係の
構築を促す取り組みもあります。
相手を認め、受け入れるだけの人間力、度量によって
良好な人間関係は構築されます。
違う価値観であるを認識することも勉強ですね。w
ただ、価値観の違いはあれども会社として全員が持ってほしい
価値観は大事です。
時間厳守の価値観があるのに、時間にルーズな社員が一人いることで
社内の雰囲気やチームワーク、お客様にも影響します。
定着には良好な人間関係作りが欠かせない。
会社としての仕組みづくりも大事ということです。