生活を支えるための支援のご案内(令和2年4月20日時点)

本日の体温36.3度。

新型コロナウイルスの感染拡大防止のために休業を行う事業所が

福井県内でも多くなってきました。私の感覚では6~7割ぐらいの事業所が

休業や時間短縮など、何らかの対応を取っている感じです。

そして雇用を維持するために

1.雇用調整助成金

2.緊急雇用安定助成金(雇用保険対象者以外)、

3.福井県独自の雇用維持緊急助成金(昨日お伝えしたものです)

の3つを活用する形をとっています。

今まで助成金を活用してこなかった事業所も今回の対応で

より助成金が身近に感じられるかもしれません。(書類の手間はかなりかかりますが)

 

ここ数週間は、上記の助成金や新型コロナウイルスに感染した場合、

濃厚接触者となった場合、感染拡大防止のための事業所の対応策などの

ご相談が多いわけですが、厚生労働省のホームページを見てみると

「生活を支えるための支援のご案内」

として、ある程度まとまったパンフレットが公開されていました。

(令和2年4月20日現在)

 

●新型コロナウイルスへの感染等により仕事を休むとき

〇傷病手当金

健康保険等の被保険者が、病気やケガの療養のために仕事を休んだ場合、

休業4日目以降の所得保障を行います。

〇休業手当

会社に責任のある理由で労働者を休業させた場合、会社は、休業期間中に

休業手当(平均賃金の6割以上)を支払う必要があります。

〇雇用調整助成金

経済上の理由により、事業活動の縮小を余儀なくされた事業主に対し、

雇用の維持を図るため、休業手当に要した費用を助成します。

 

●小学校等の臨時休業等に伴い子どもの世話を行うために仕事を休むとき

〇小学校休業等対応助成金(労働者を雇用する事業主の方向け)

小学校等の臨時休業等に伴い、その小学校等に通う子どもの世話が必要な「労働者(保護者)」

(正規雇用・非正規雇用を問いません。)に対し、有給(賃金全額支給)の休暇を取得させた

事業主(労働基準法上の年次有給休暇を除く)に助成します。

〇小学校休業等対応支援金(委託を受けて個人で仕事をする方向け

小学校等の臨時休業等に伴い、その小学校等に通う子どもの世話が必要な

「委託を受けて個人で仕事をする方(保護者)」に対し、就業できなかった日について支援します。

 

●お金(生活費や事業資金に困っているとき

〇緊急小口資金・総合支援資金(生活費)

新型コロナウイルス感染症の影響による休業や失業等により、生活資金でお悩みの方に対し、

必要な生活費用等の貸付を実施します。

〇無利子・無担保融資(事業資金)

新型コロナウイルス感染症による影響により事業が悪化した事業性のあるフリーランスを

含む個人事業主等に対し、無担保・無利子で融資を行います。

〇社会保険料等の猶予

生活に不安を感じておられる方々への緊急対応策の1つとして、社会保険料のほか、

国税や公共料金等の支払・納付猶予等が認められる場合があります。

〇住居確保給付金(家賃)

休業等に伴う収入減少により、離職や廃業と同程度の状況に至り、住居を失うおそれが

生じている方々に対しても、一定期間家賃相当額を支給できるよう拡充します。

〇生活困窮者自立相談支援事業

様々な課題を抱える生活に困窮する方に対して、一人ひとりの状況に合わせた包括的な

支援を実施しております。

〇生活保護

現に生活に困窮している方に、最低生活の保障と自立の助長を図ることを目的として、

困窮の程度に応じて生活費、住居費等の必要な保護を実施しています。

 

生活を支えるためのご案内はこちら

 

国も県も市も色々な対策を打ち出してこの危機を乗り越えようとしています。

事業主も労働者も力を合わせてぜひ乗り越えましょう。

まずはGW明けまで、不要不急の外出自粛。

 

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