本日の体温36.4度。小規模企業に全額補助?
気になる見出しに思わず、中身を確認。
現在、休業して休業手当を支払う企業には
「雇用調整助成金」「緊急雇用安定助成金」が支給されますが、
中小企業(小規模企業含む)には9割(解雇なしの場合)の助成と
なっています。
今回の内容は、小規模企業に限り10割(助成金上は前年度の平均賃金日額)
の助成とするものです。
小規模企業とは、
商業・サービス業では従業員5人以下
製造業その他では従業員20人以下。
対象は、全国で3000万社。従業員数は1000万人を超えるとみられていますが、
従業員の方にとっては給与が100%補償されるのはありがたいこと、
また経営側としても100%補償であれば経営判断がしやすくなります。
(資金繰りの問題はありますが)
ただ、従業員数を多く抱えている企業も苦しさは一緒。
対象を中小企業に広げると財政として厳しいとは思うのですが、
雇用維持という観点では同じ。
難しい政治判断だなあ。
さて、今日も雇用調整助成金の書類チェックや来月から本格化する
労働保険料年度更新のチェック。
やること盛りだくさん。。。
助成金申請について、社労士もある意味命がけで仕事をします。
上記の記載のように不正受給(黙認含む)があった場合、事業主とともに連帯責任を負うからです。
社労士の仕事も出来なくなります。
顧問先様を全力で守るために、今から籠ります。