勉強は自らすべきか、教えてもらうべきか。
社員教育の場で、「自分で学ぶことを知らない」
「教えたことしかしない」こういう声を聴くことがあります。
業務をする上で最低限必要な教育は会社が教える必要がありますし、
スキルや考え方が上がることで会社への貢献度も上がります。
また時間内に行う教育は助成金を活用することもできます。
一方で学生の時に授業だけを聞いていい点数を取れたか、志望校に受かったか
というと決してそうではなく、授業以外に予習・復習・試験の間違い直しをして
知識をつけていきます。
(少なくとも私はそうでしたし、社労士試験の時は過去問をひたすら解きましたw)
そう考えると、自ら学ぶことも必要で、特にホワイトカラーの仕事は、
自らのスキルを上げることが生産性アップにもつながります。
同じ仕事をするにも15分でできる人と1時間かかる人。
差は4倍。これが毎日続くと差はどんどん広がります。
その中で大事なことは、「勉強のやり方を学ぶ」ということ。
今はネットを検索すると「エクセルで○の集計の仕方」でcountの使い方が
すっと出てきますし、これを使い続けると調べなくとも使えるようになります。
応用もできます。
ちょっとわからないことがあると、どこに連絡すればいいのか、
何を見たらいいのか、どう調べればいいのかがわかれば仕事も早くなります。
やったことがないではなく。どうすればできるようになるのか。
冒頭の質問に戻ると、正解は両方。
もちろん、何も言わなくとも自ら学ぶ人もいれば、最初は教えてもらわないと
何もできない人もいる。だからこそ勉強のやり方を学ぶことは大事。
学生の時にもっとこのことに早く気づいていればなあ(笑)
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社