大阪都構想 反対へ
大阪市を廃止して4つの特別区に再編する大阪都構想の是非を問う住民投票が
11月1日に行われ、反対が69万2996票、賛成が67万5829票で反対が賛成を約1万7000票上回り、
僅差で反対多数となりました。(画像は日経より)
投票率は62.35%。15年の前回投票の66.83%を4.48ポイント下回ったようです。
福井市民である私は、よくわかっていないので、外野の立場で見守っていましたが、
今回、反対となったことで、色々と調べてみました。
ネットで検索すると、わかりやすいページがあり、
大阪都構想で何を実現したいかが載っていました。
大阪都構想で2重行政が解消されるという話や官から民へ有効なお金の使い方ができる、
住民サービスが低下する、政令指定都市の廃止や成長戦略の目玉として旗を振る
カジノを含む統合型リゾート(IR)などの施策に不透明感が漂うなど
色々な意見が飛び交っていました。
結果は反対となりましたが、このような政策を掲げることは非常に大事なことで
現在の状況に一石を投じることは未来のあるべき姿を考えることになります。
中にはただ単に「不安だ」と言うだけで反対を投じた人がいることは残念な結果ですが、
人は現状維持のプログラムでできているため、何かを変えるには相当なエネルギーか
強制的にその状態にする(新型コロナのように)ことが必要です。
そういった意味で、今回の反対は大阪都構想の実現することについて、
市民にそこまで浸透していなかったという要因もあります。
未来を変える。
色々と勉強になりますね。
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社