ここ最近、管理職研修に関する依頼・相談が増えています。
・リーダーになったら何をするの?
・責任と権限は?
・部下との接し方はどうするの?
・若手が何を考えているかわからない
・メンタルへの対応はどうしたらよい?
・方針は?
などリーダーとは何かを体系的に学ぶ機会がないことで
出てくるご相談です。もちろんこれらは会社の中に
仕組みとしてある場合とOJTで学んでいく場合があります。
例えば、リーダーに任命しようとする人、リーダーになりたての人に
次のような質問をしてみてはいかがでしょうか。
「自分が仕事や職場で経験したポジティブな出来事、嬉しかったこと、
励みになったことを挙げてください」
いかがでしょう。
ほとんどの場合、次のいずれかの回答に当てはまりませんか?
・「上司に褒められた、認められた」
・「初めての仕事(少々高度な仕事)を任せられて、それをやり切った」
これらの答えから想定すると部下・後輩には、
「自分が若手時代に嬉しかったことや励みになったことを
今度はリーダーとして部下・後輩に経験させてあげればよい」
ということになります。
これらが権限移譲やフィードバックにつながります。
中にはこういう経験はなくリーダーになった人もいることでしょう。
それでもリーダーの仕事の一つに部下育成があります。
部下をどう育て、チームの成果を上げていくか。
考えなくてはいけません。
当社でも今年あるスタッフに初めての仕事、チャレンジングな仕事を
任せました。自分なりに考え、お客様がどうしたら喜ぶのか
次にどうつなげるのかを考え、実践していました。
成長しているなあと感じた瞬間です。
リーダーになる人の心得。
体系的に考えてみましょう。
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社