6月1日は大手企業を中心に内定が解禁される日。
昨日発表された就職内定率はここ数年で最も高い
6割に迫る勢い。(コロナ前よりも高い水準)※画像は日経新聞より
面接方法は、ある程度確立されたように、オンラインを原則とし、
選考が進むにつれて対面面接に切り替える企業も多いようです。
企業側とすると学生側もオンラインですべて決めるというよりは
最終的には対面で雰囲気や臨場感などを把握したいという面も
ありますね。
企業側も学生や応募者から選ばれるようにする必要がありますし、
どのような応募者を獲得するのかのペルソナ設定(人物像)も重要です。
ペルソナを設定する手順の例として、
「一人の架空の人物」を想定して、名前・年齢・性別・価値観・
獲得資格、趣味等多数の要素で詳細に設定します。
これらを具体的にしたものとして、(中途の場合)
名前:福井一郎
年齢:28歳
性別:男性
価値観:人事・労務という経営の中心となる仕事に興味を持っている。
親が自営業。または周りに会社経営している人がいる。
獲得資格:日商簿記2級、FP2級、(その他人事系の資格を勉強中)
趣味:アウトドア、読書、スポーツ
経験:学校や職場、スポーツの場でリーダーの経験がある
新卒の会社で一定の教育を受けている
などです。
こう考えていくと、欲しい人物像が浮かび上がり、選考基準も
作りやすくなります。
かけ離れすぎると自社が求める人物ではないということになりますね。
とは言っても会社側も自社の魅力を作り、これに合う社風にする必要も
忘れてはいけません。
採用と定着。一つ一つの整理が大事なのです。
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社