「泣いて馬謖を斬る」 規律を保つ

「泣いて馬謖を斬る」という言葉は

しばしば経営者同士の会話から

出ることがあります。

規律を保つためには、たとえ自分が

可愛がる者、実力者であっても、

違反者は厳しく処罰する例えです。

 

売上を作ったり、会社に多くの貢献を

してきた社員、つまり実力者を処罰

することは経営者として難しい

判断であることは確かです。

しかし、会社の方針違反や就業規則違反

などの場合、厳しく対処しなければ、

組織に悪影響を及ぼすことが多々あります。

 

「あの人がやっているのだから

いいだろう」

「売上さえ上げれば何をしてもいいのか」

など組織の考え方とは違った方向に

進むことで、統率が取れなくあり、

内部から崩壊することもあります。

 

ルール違反を許せば、

「別に守らなくても大丈夫だ」という誤解が

生じ組織が衰退します。今いる人にとっても

良くありません。

そのため就業規則に従った厳格な処分が

必要となります。

 

三国志の時代は、「馬謖を斬る」は、

斬首という処罰でしたが、

現在に例えると懲戒解雇という形に

なるでしょうか。

懲戒解雇の場合は、その理由が就業規則に

明確に定められていること、、周知されて

いること、客観的に合理的な理由であり、

社会通念上相当な場合などが必要と

なってきます。

 

解雇まではいかないまでも、就業規則に

従った処分は場合によっては必要という

ことを念頭に置きたいものです。

 

始末書などの記録を取っておくことも

社内処分の一環です。

 

組織の統率のために、、、

(理不尽な処分はもちろん論外です)

 

福井の社労士

シナジー経営社労士法人

シナジー経営株式会社

 

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