すでに賞与の支給があった会社もありますが、
民間企業の多くは、7月が賞与支給月です。
当社のクライアント様でも
7月10日~31日までに支給するところも多く、
業績や人事評価に基づき、最終決定する
時期となっています。
(すでに査定が終わっているところもあります)
先日、クライアント様との打ち合わせの際に
賞与額の話が出ましたが、多くの会社では、
賞与は基本給を基準に計算します。
基本給、つまり各種手当を含まない金額です。
会社によっては基本給の中に役職手当
などが含まれている会社も存在しますが、
賞与=基本給○ヶ月分で計算します。
賞与=月給(月額)ではないこと
ということですが、この考え方が40歳ぐらいを
境にぱかっと分かれました。
40歳以上の方は賞与=基本給○ヶ月分
20代から30代中盤までは、
賞与=月給(月額)○ヶ月分と認識しているのです。
★会社によっては月給(月額)を賞与の基準としている
ところもあります
賞与は法律で決めっているものではなく、
就業規則や雇用契約書に記載されている
ものですが、単純に○ヶ月分と記載すると
このような誤解?認識の差が生まれるの
だなと感じています。
今までは、上司や先輩が賞与についての
話をしていたことが、最近はこの手の話を
する上司、先輩が減ったのか、新入社員や
若手から賞与は月額(月給)で計算するんじゃ
ないの?少なくない?という声が上がるようです。
賞与は業績やその方の成績などにも影響
するため一概には言えませんが、
このような誤解はマスコミやハローワークの
影響も大きいと思います。
よく、賞与○ヶ月分と記載する形式を見ますが
そこの詳細が記載されていない、
また言葉だけが独り歩きすることも
あります。
賞与○ヶ月分、
仮にこのような表現をしている場合、
自社ではどこを指すのか明らかに
しておいたほうが良いでしょう。
トラブルを避けるために。
福井の社労士
シナジー経営社会保険労務士法人
シナジー経営株式会社