定期的にコンビニで「チョコモナカジャンボ」を
食べたくなります。
決まって遠方のお客様との打ち合わせの帰り道に
買うんですが、幸せな瞬間です(笑)。
さて、3月末から4月頭の怒涛の新入社員研修が
終わり、育児介護の法改正やハラスメント研修など
が続きますが、今回は1年間の休職を得て、
復職を果たした社員のお話です。
訪問すると毎回、素敵な笑顔で出迎えてくれた
その方ですが、約1年前に体調不良で、休職を
することとなりました。
傷病手当の流れや手続き、社会保険料の件、
就業規則上の休職期間、復帰の際の流れなど
総務責任者の方と詳細な打ち合わせをしてきました。
まだ20代で独身なので、親御さんにも連絡を取り
療養に徹して欲しいこと、療養が回復したら
復職できる準備があることなど色々と対応
してきましたが、体調が思わしくなく、メールや
手紙を送っても返事がなかなか思うように
ない状態が続きました。
その間、会社の労務環境や業務の回し方、
休日、残業問題、社員面談などを経て
いくつかの課題を改善してきました。
半ばもう、復職は無理かなと思っていた所、
ご本人から「7~8割ほど体調が回復したので、
可能であれば復職したい」と連絡がありました。
入社して6~7年であり、仕事に対しても
真摯に向き合い素直な社員だったので、
会社としてもありがたい話であると安堵しました。
メンタル系の傷病は、時間も必要であり、
原因を除去しないとなかなか復職が難しい
と言われますが、今回は嬉しいご連絡でした。
現在、リハビリ的に短時間で仕事を
行っていますが、1年経ち、働く環境も
変わったので今の所問題なく働いています。
話を聞くと、「人間関係に悩みを抱えていた。
その方からの言葉がきつく当たっていて、
会社に行くことができなくなった。」
とも打ち明けてくれました。
中小企業での人間関係は非常に
デリケートな部分ではありますが、
親御さんと定期的に連絡を取っていたこと、
会社として誠実な対応を取っていたこと、
労働環境を改善していったこと
なども大事な点だったと思います。
これから5月にかけて五月病と言われる
言葉も生まれてきます。
現実を見ながら、会社をより良い状態に
改善していく。
そんな伴走型の社労士でありたいなと
常々感じています。
福井の社労士
シナジー経営社会保険労務士法人
シナジー経営株式会社