社内コミュニケーションに関する
調査結果をHR総研が発表しました。
2022年1月に実施された内容ですが、
サマリーでは、以下のようなことが
報告されています。
●9割以上が
「社内コミュニケーション不足は業務の障害」
と考える
●7割以上が
「自社の社内コミュニケーションに課題あり」
●中堅・中小企業で「経営層と社員」
間の課題が最多
●「経営層と社員」のコミュ不全で
「目指す方向への認識の統一」が困難に
●全企業規模で「目指す方向への認識の統一」
が最優先課題
●社内コミュニケーションは「改善」
傾向に転じる
●大企業で「社内情報を共有できている」
は半数未満
●大企業では「オンライン会議ツール」、
中小企業では「対面」が最多
この中で注目すべきは、
「経営層と社員」のコミュニケーション不足
というもの。
経営者と社員では見ている視点が違うので、
適宜、情報共有や意思統一をしないと
コミュニケーションが不足しがち
とは言われていますが、業績が向上している
会社やエンゲージメントが高い会社は
経営者と社員のコミュニケーション不足は
大きな問題となっていません。
業績や生産性にも影響される
社内コミュニケーション。
懸念される業務弊害として、
「目指す方向への認識の統一」
「迅速な情報共有」
「業務へのモチベーション維持向上」
があげられていますので、
経営者と社員のコミュニケーション不足
に対しては何らかの対応が必要です。
昨今、エンゲージメントや
心理的安全性に関するキーワードが
取り上げられていますが、
ココは本当に大事なんだなと
つくづく思います。
社員に働きがいやモチベーションを
あげる環境や制度を作る。
経営者、リーダーの大きな仕事です。
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社