当社では毎日朝礼を行っています。
15分程度で終わる内容ですが、本日の予定の報告などの後に
一般社団法人倫理研究所が発行する「職場の教養」を
読んで、感想をスピーチする時間があります。
毎日、何を言おうか迷うスタッフもいるかもしれないですが、
スピーチには、いくつかの効果があります。
・瞬時に自分の考えをまとめる力
・相手に自分の考えをうまく伝える力
・人前で話すことに慣れる力
・3分程度で話をまとめ上げる力
・同じものを読み、人の考えを聴く力(このような考え方を持っているんだなと思う)
・状況によって何を言うべきかを判断する力
この背景には自分自身の経験があります。
10代~20代初期の頃は人前でうまく話すことが出来ませんでした。
緊張するし、同じようなことを何回も言うし、噛むし(笑)。
上手く話が出来なくてもスムーズに話ができるようになりたい、そう思っていました。
また、PTA活動をしていた時、人前で全く話せない親御さんがいらっしゃいました。
もちろん、うまく話せる人、離せない人がいるのは承知ですが、子供たちの前で
急にお母さんお願いします!と言われて全然話ができないお母さんを見て、
子どもはどう思うのだろう?
うちのスタッフはどうなんだろう?
と思い、このような感じにならないようにしないととスピーチの練習をする場を
考えました。
それが職場の教養を使ってスピーチです。
その効果もあり、今では人前で上手に話をするスタッフも増え、
PTAの場でも問題なくスピーチができると思います。
環境、経験、自信。
大事なことです。
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社