日本能率協会が発表した今年の新入社員の気持ちアンケート
コロナの影響か例年と違う結果も。
調査結果の概要を見ると、
1. スペシャリスト志向が6割超と昨年より増加。
「実力・成果主義」志向が高まって、この 10 年で過去最高に。
専門性を高めたいという傾向が高くなっています。
2. 仕事に必要な能力・スキルを身に着ける責任は「個人」にあるとの回答が9割近くに。
今の気持ちを表す漢字にも、「学」が増加し、第3位にランクイン。
そのために何をすべきかという行動まで落とし込めると実際に能力・スキルがアップしますね。
3. 働く目的:「仕事を通じてやりがいや充実感を得ること」がトップに。
やりがいを求める新入社員が半数超え
本人は、やりがいを見つける、上司は、やりがいを見つける支援をする。
どちらも大切なこと。
また、抵抗なく出来る事柄についてのアンケートも実施していて、
「抵抗があること」に浮かび上がったのは、
「指示が曖昧なまま作業をする」(89.9%)、
「飛び込み営業」(87%)、
「知らない人・取引先に電話を掛ける」(73.9%)
の順でした。
飛び込み営業や知らない先に電話をすることは確かに抵抗がありますが、
指示が曖昧なまま仕事をすることに抵抗を感じるのは、
イマドキかもしれません。やってみるのではなく、
不安を最大限減らすという観点なのでしょうか。
わかるっちゃわかるし、でもそれじゃすべて教えられないと何もできない、
自分で考えないということになっちゃう。
作業的なことならいいけど、仕事は想像力も必要だからね~。
自分で考えて解決していく能力もつけて欲しい。
それがやりがいにもつながる。
リモートでの社員研修も実施しています。
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社