正社員と限定正社員の違い

正社員と限定正社員

この2つの明確な違いは何でしょうか。

限定正社員とは、勤務時間や職務内容、

勤務地などを限定して働く正社員の

ことを指します。

細かく言うと、

「勤務地限定正社員」

「勤務時間限定正社員」

「職務内容限定正社員」

などもあります。

また、広い意味で

「多様な正社員」

「ジョブ型正社員」

とも呼ばれることもあります。

 

福利厚生などの待遇等の違いは

ありませんが、ワークライフバランスを

重視したい、優秀な人材を確保したい

という面から導入している企業も

増えてきました。

 

柔軟な働き方ではあるものの

メリット、デメリットも理解した上で

進める必要もあります。

 

メリットとすると

幅広い人材が確保できるという点が

一番大きいです。

何らかの制約があるけど、優秀な人材を

限定正社員という形で確保できれば

会社としても成果は大きいです。

 

デメリットとすると

雇用管理の複雑さもありますが、

通常の正社員から不公平感が出ないか

という点。

待遇の公平感を意識しながら導入を

することでこれらの問題も解消できます。

 

 

厚生労働省の有識者検討会が、

この限定正社員に関する

労働条件明示義務の内容を

検討しているようです。

 

導入して終わりではなく、

運用とその後の展開、活用。

じっくり検討しましょう。

 

 

福井の社会保険労務士

北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社

 

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