いつも勉強になっている
弁護士の先生のツイートから一部引用。
「従業員が飲み会で意に反して部長に
抱きつかれたことに対し、従業員の上司が、
①酔っ払いに絡まれたのと同じである、
②会社はあんなことくらいじゃ動かない、
③自分でなんとかすべきであるなどと発言
これらの発言は、被害を受けた従業員の心情を
害するものであり、不法行為にあたると判断し
103万円の支払いを命じた判決(東京地裁)。
これからの季節、会社の忘年会が増えてくる
と思いますが、ハラスメントに関することは
年々厳しくなってきています。
「そんなつもりじゃなかった」
確かにそうかもしれません。
(↑ 抱きつきはOUTです!)
受け手がどう捉えるかはどの立場でも一緒。
上司が部下に対して発する言葉。
同僚に向けて教育の一環として発した言葉。
部下が上司を小ばかにするように発した言葉。
どれも受け手がどう捉えるか。
またこれらを容認する職場環境、
言葉に対して流せるストレス耐性、
いくつかの要因が絡んできます。
なかなか難しい問題だけど、
全員で勉強していかないと
ハラスメントは改善されない。
(自身の発言は適切だったか)
特に上に立つ人はそう。
こういう判例を見て
自身、自社のことも考える。
とは言いながらも、言いたいことが
言えない職場環境もおかしい。
適切な言葉をどう使うか。
勉強、実践。
福井の社会保険労務士
シナジー経営社会保険労務士法人
シナジー経営株式会社