4月となり、ハラスメントに関するご相談や
研修を行っていますが、各企業の中で
ハラスメントに関する意識は高いですね。
人間関係が良好で、信頼関係の上で
仕事をしていれば、ハラスメントと
認識されることはそんなにありませんが、
信頼関係がなくなると途端に
ハラスメントに発展する可能性があるのが
難しいところ。
・部下の成長を思って指導したら、
ハラスメントと言われた。
・パソコンが得意じゃない上司に
「いい加減、覚えてくださいよ。」
と冗談ぽく言って、同僚にも広めた。
ハラスメントか否かについては、
その場にいないとわからないことも
ありますが、
ほとんどの場合、信頼関係があれば
防げるものばかりです。
人は、自分のことを認め、
信頼してくれる相手には、
何とかその期待に応えたい
と思います。
上司、部下、同僚の間で
強い信頼関係を作ることで結果として
良い成果をもたらします。
関係性の構築がハラスメントのない
職場をつくることになります。
そのためには上司も部下も
今までと違う視点を取り入れ
勉強する必要があります。
これはお互いにです。
いい職場づくりは関係性から始まる。
私も餃子ハラスメントにならないよう
気を付けます。
ちなみに研修で行うハラスメントテストの一例
・会社に無断で遅刻したら上司から叱責された。
これはパワハラである。
・部下からの行為は、たとえどのようなもので
あってもパワーハラスメントにはあたらない。
ハラスメント研修は、コミュニケーションを
萎縮させるものではなく、お互いの想いを知る
ためのものです。
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社