先日、日本経済新聞が「ハローワークの地盤沈下」
という衝撃的な見出しを出していました。
無料で求人が出せるハローワークは中小企業に
とって大事な求人ツールですが、実際どうなって
いるのでしょうか。
ハローワーク「地盤沈下」の深刻な実態
日経新聞の求人データ分析によると、
ハローワークの機能低下が顕著になっています。
主なポイントをまとめると、
1. 民間サービスとの圧倒的な「賃金格差」
2025年、全22職種においてハローワークの
平均下限賃金(月給)は、民間主要5媒体の
平均を下回りました 。
・医療・福祉・運輸:民間より約1割低い 。
・営業・事務・企画:民間より約2割低い 。
・専門職の格差拡大:看護師系では2020年の
5.6%から25年には9.1%へ格差が広がっています 。
2. 利用者の「若者離れ」と「就職件数の激減」
利用者層の偏り:20代以下の利用者はハローワークで
2割程度に対し、大手民間(doda)は5割に上ります 。
・就職件数の歴史的低迷:
2025年1〜11月の就職件数は約102万件。
通年でも1963年以降で過去最低となる見通しです 。
・決定率の低さ:
新規求人に対する就職決定比率はわずか11%に
留まっています 。
ここは東京のデータということが影響していると
推測します。
地方はそこまで低くないように感じますが
求職者が「良い仕事がない」とハローワークを離れ、
アプリ等の民間サービスへ。
求職者が減るため、さらに条件の良い企業が
ハローワークの掲載を控える。
結果として「ネットで求人を探さない層」や
「賃金を高く設定できない求人」が滞留する。
というような感じでしょうか。
応募者の視点に立つと、ハローワークに
求職情報を探しに行くというよりも
ネット上で求職情報を探しに行っています。
ハローワークよりも民間の求人の方が
目につけば、そちらを利用する。
ハローワークに登録に行かない、
探しに行かないという流れも
あります。
とはいっても、ハローワークで良い人材が
採れているという声もあります。
つまり、ハローワークでも上手な求人を
出しつつ、民間の求人を活用するという
企業が良い人材を確保できているという
形が見えてきます。
(これは従来からもそうですが)
採用投資をどのように活用するのか
今一度、考えてみてもよいのかもしれません。
採用支援は弊社も力を入れています。
求人掲載8週間で応募者11名、うち2名採用
という効果もあります。
ぜひ求人票の見直しアドバイスなど
ご相談くださいませ。
福井の社労士
シナジー経営社会保険労務士法人
シナジー経営株式会社








