新入社員・若手社員・中堅社員に対する 意識調査

東京商工会議所が企業の人材育成担当者に

よる「新入社員・若手社員・中堅社員に対する

意識調査」の集計結果を発表しました。

なかなか興味深いデータがありますが、

人材育成担当者を対象としたデータですので

いわゆる教育や定着に関しての悩みが

公表されています。

 

その中で

「Z世代の若手社員を指導・育成する際に

困っていること」

の上位として

1位:若手社員が(ストレスやトラブル等に

対して)打たれ弱い 42.2%

2位:若手社員の価値観や就労観が分からない

35.0%

3位:若手社員の承認欲求が強い 18.6%

4位:若手社員の自己成長に対する意欲が

低い 18.0%

5位:若手社員の仕事に対するモチベーションが

低い 17.0%

 

が上がっています。

人による部分も大きいと思いますが、

人材育成担当者の声なので、非常に

興味深いですね。

 

上記に対する対策とすると、1on1で

状況を確認するということがあげられますが

これだけで十分とは言えないというのが

私の感想です。

 

それは、成功体験やトラブルを乗り越えた

体験が少ないから、これは無理かもと

思ってしまう。

また、近くに相談できる先輩・上司が

いないことで自信をなくすなどが

あげられます。

 

「失敗したくない」から「挑戦しない」

社員が多いとも聞きます。

 

本当にそうでしょうか。

 

上手にキャリアパスを示し、少しずつ

仕事を与え、成功体験を積み重ね、

フォローしていく。

初めてのことや経験が少ないため失敗はします。

それをフォローするのが上司の役目。

 

また興味があり、やりがいのある仕事なら

どんどん自分で動くようになります。

成長したい気持ちは若手社員も

持っています。

 

これらをどう引き出すか。

やはり企業の環境、先輩・上司の

対応次第。

 

人を成長させるのは、経験でしかない。

 

と自分の子供にも言うだろうな。

経験を積ませてもらうことで、

仕事の幅も人としても成長する。

 

そういう企業があったらいいな。

そういう考え方を持つ企業を

増やしていく。

これが私が考える人材育成。

 

新入社員が入社して1ヶ月。

2年目、3年目を迎えた若手社員。

どう活かすか。

街でフレッシュな人材を見ると

頑張ってほしいなと思います。

 

 

さて、ステップアップ研修の

募集です。5月16日開催。

是非こちらも

 

ステップアップ研修 2025

 

締め切り間近です。

 

東京商工会議所データ

 

福井の社労士

シナジー経営社会保険労務士法人

シナジー経営株式会社

 

0776-58-2470
ご相談・お問合せ
オンライン無料相談
  • 最新情報登録人事労務
  • 無料相談オンライン
  • 最新情報登録人事労務
  • 無料相談オンライン