人材定着に欠かせないものとして、「働きがい×働きやすさ」
が必要です。
働きがいを高める言葉として「エンゲージメント」が有名ですが、
エンゲージメントは、
「組織やチーム、個人との関係性に基づく自主的な貢献意欲」とされ
個人と組織が一体となり、双方の成長に貢献しあうため、エンゲージメントが高い企業は
業績に良い影響が出ています。
主に業績に影響を与えるものとして
1.生産性の向上
2.離職率の低下
3.採用力の向上
があります。
働き方改革や不安定な経済環境が進む中、生産性向上は企業として重要課題の一つ。
エンゲージメントが高い企業は、自ら組織に貢献しようとする意識が芽生えますので
自らの成長が組織の成長にいい影響を与えます。スポーツの世界だとわかりやすいですね。
「チームのために」と動いたりします。
またエンゲージメントが高いと、やりがいや成長したいという意欲、また帰属意識が高まるため
会社に貢献したい、今の仕事で貢献したいという理想的な姿が出てきます。自分の居場所が見つかり、
結果として離職率が低下し、ノウハウがどんどん溜まります。いい人材の離職は業績はもとより他の社員の
モチベーション低下にもつながりますのでここも大事です。
そして採用力向上。欲しい人材を明確にすることや既存社員のエンゲージメントの向上は採用にも
いい影響を与えます。自社の良さを自ら発信することになりますので、ここは強いですね。
エンゲージメントの向上は、いい人材が入ってくるようになるのです。
エンゲージメントを高まる仕組み。会社として導入したいですね。
では、次回はエンゲージメントを図る指標についてお話します。