人材定着に大事なこと、、、③

人材定着に欠かせないものとして、「働きがい×働きやすさ」

が必要です。

今回は、働きがいの中の「社員教育」について。

 

社員教育については、ほとんどの会社で「実施ししている」との声がありますが、

質問を「社員教育を計画的に実施していますか?」

と変えると、「実施していない」との回答割合が高まります。

 

教育は、新入社員に限らず、中途社員に対しても必要です。

実務で教育を行うOJT。座学やグループワークなどのOFFJTのいずれもが

必要で、中小企業の場合ほとんどがOJTです。

 

教育は、どの会社が重要だと位置づける内容なので、人材定着に欠かせないという

結果に異論はありませんが、実際にできているかというと話は別です。

人手不足で教育している時間がないという声もありますが、

これは単に計画的に実施していないだけです。

予定さえ組んでしまえば、教育はできます。

 

専門知識・技術を高めることは、個人にも組織にも貢献できますし、

生産性を高めるためにも重要。

また「人として成長したい」という欲求を満たすこととなります。

モノの見方、考え方を高めることは、人としての魅力、人間的成長につながります。

 

月に1~3時間でも構いません。

大事なのは体系的に行う社員教育。

前回のキャリアパスを実現するための教育と位置づけると

わかりやすいと思います。

 

新入社員における新入社員教育。

入社2年目の社員に対するフォローアップ教育。

入社3年目の社員に対するキャリアアップ教育。

リーダーを目指す社員に対するリーダー基礎教育。

始めて部下を持つ人の部下教育。

時間管理研修

などなど。

 

教育は実施するだけでなく、研修効果も確認する必要があります。

アンケートや理解度テストをすると次の課題が見えてきます。

 

定着には「社員教育」が欠かせない。

ひとつずつ実践していきましょう。

 

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