人は自分に近いものから物事を考える

半年間の構築期間を経て、今月から人事評価制度の

運用をスタートさせる企業様がいます。

運用説明会の前に改めて大事にすべきことを確認します。

それは理念と組織・人事の仕組みとの連動性。

 

いくら立派な教育カリキュラムや人事評価制度を

作ったとしても会社の理念や

ミッション・ビジョン・バリューと

連動していなかったら社員には浸透しません。

 

なぜか。

人は自分に近いものから物事を考えます。

自分視点から考えた時に自分の置かれた立場や人間関係、

待遇、働きやすさ、評価、教育という所に結び付かないと

遠い存在となってしまうのです。

つまり当事者意識を持たない。

 

経営者やリーダーは将来を見据え、何をすべきかの方向性を

定めます。社員は目の前の仕事に集中しどのように仕事を

こなしていくかに興味があります。

人は興味のあることならどんどん吸収し、力をつけていきます。

逆に遠い存在、興味がないことであれば力はつきません。

 

このギャップを埋めるのがキャリアパスや教育というものです。

何ができるようになると成長するのか、どんなスキルが必要なのか。

大事にして欲しい考え方は何か。

働く環境をより良くするためにはどうすべきなのか。

働きがいと働きやすさ。

 

経営者やリーダーは改めてここを意識する必要があります。

私も日々勉強していますが、ここが非常に大事。

運用開始説明会ではこの流れを意識して説明します。

 

社長のビジョンとそこで働く人がよりワクワク働く人生を送るために。

 

福井の社会保険労務士

北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社

 

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